平成18年度「資源環境技術・システム表彰」に「ペットボトル減容機”エコ将軍”〜の開発」を申請し,2006年10月6日(金)科学技術館(東京都千代田区)で行われた表彰式にて「財団法人クリーン・ジャパン・センター会長賞(CJC会長賞)」をいただきました。
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表彰機器「ペットボトル減容機 エコ将軍」とは |
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ペットボトルを押し潰し,リング,ラベルをカットするタイプT〜Vやペットボトルに内容物が入ったままで切断処理が可能なタイプWなど各種を取り揃えています。弊社が長年培ってきた歯車設計・加工技術を応用した機器です。
販売実績(1999年〜) 50〜60基(タイプT〜W)
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「資源環境技術・システム表彰」応募の経緯 |
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日頃から技術・経営指導を承っている(財)ひろしま産業振興機構からご推薦いただき,弊社の取組んできた事業を広く業界に知っていただく絶好の機会と捉え,応募いたしました。
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株式会社 明和工作所 社長 菊田晴中のコメント |
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栄えあるCJC会長賞を受賞出来ましたことは,今まで影になり日向になりご支援頂いた皆様のお陰であり深く感謝いたします。当社は1925年の創業以来80年にわたり歯車,減速機,一般機械加工組立を通して”モノづくり”に励んでまいりました。1999年にペットボトル減容機「エコ将軍」を自社開発し,環境分野に参入しました。この新分野への参入は,予想以上に厳しく,今日に至りましたが,今回受賞により前途が大きく開けるものと確信しております。この受賞を糧に,一層の努力,研究をして社会に役立つ製品を創出したいと考えます。
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「財団法人クリーン・ジャパン・センター(CJC)」とは |
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経済産業省,日本商工会議所,日本経済団体連合会等をはじめとする官民一体の支援のもとに1975年にリサイクル推進のナショナルセンターとして設立された公益法人です。
センターでは,廃棄物のリデュース・リュース・リサイクル(3R)によって廃棄物,資源問題の解決,即ち,持続可能は省資源型社会の形成を推進するための先導的な事業に取組んでいます。
会長 三村 明夫(新日本製鐵株式会社 代表取締役社長)
http://www.cjc.or.jp/
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「資源環境技術・システム表彰」とは |
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廃棄物の発生・排出抑制(リデュース),使用済み物品の再使用(リュース)又は,再生資源有効利用(リサイクル)の促進に資する事業・取り組みが応募対象となります。
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「対象事業の抜粋」 |
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(1) |
再生資源の有効利用事業
使用済み物品や副産物等の廃棄物(有償物も含む)を自社あるいは他社の製品の原材料やエネルギー源として有効利用する事業で,技術的特徴又はシステム的特徴を有し,実績のあるもの。 |
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(2) |
使用済み物品の再使用事業
自社あるいは他社の製品,部品,容器,梱包等使用済み物品を再使用する事業で,技術的特徴又はシステム的特徴を有し,実績のあるもの。 |
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(3) |
再生利用又は再使用技術・装置・システムの開発事業
廃棄物(有償物も含む)を製品の原材料やエネルギー源として有効利用するための技術・装置・システム,又は使用済み物品を再使用するための技術・装置・システム開発・販売する事業。 |
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*エコ将軍は(3)項に該当。
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賞の種類と本年度の受賞(抜粋) |
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「経済産業大臣賞」 該当なし |
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「経済産業省産業技術環境局長賞」 2件 (三菱重工 広島研究所,他) |
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「財団法人クリーン・ジャパン・センター会長賞」 11件(明和工作所,他) |
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「奨励賞」 6件
広島県内企業では受賞は2件のみ。
受賞の案件は上記のCJCホームページに掲載されております。
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過去の受賞実績(広島県の企業) 平成に入って7件 |
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「抜粋」
・平成17年度 奨励賞 潟Iガワエコノス
奨励賞 西川ゴム工業梶C他
・平成16年度 産業技術環境局長賞 潟Gネルギア・エコ・マテリアル
・平成 8年度 環境立地局長賞 潟Gフピコ
・平成 4年度 CJC会長賞 潟Gフピコ |